恋が冷めるのはなぜ?
「次のデートはどこ行く?」
肉体や、感情や、性ホルモンを楽しんでいるあいだは、愛は何も要求してきません。低い次元の自己は、ハネムーンを楽しんでいられます。
しかし、次のステップが始まったとき、楽しんでいたその自分を殺すようにという要求を突き付けられます。
その激痛を耐え抜きその苦しみを通りこして、悶絶するエゴを洗い清め流せれば、そのつぎに湧き上がってくるのは、おだやかな至福。すべてが歓喜と静寂に満ちたスペースです。ただし、当然ながらこの世で無料で手にはいるものは何ひとつありません。
そんなめんどうなことより、愛のファーストステージだけを楽しみたいという...
2016年10月17日月曜日
2016年10月11日火曜日
愛の神秘2

インドにはこんなジョークがあります。
結婚を許されない恋人同士が、橋の上から飛び降り心中することになりました。(インドではよくある話です)橋の上に立つと、真下に見える川は、はるかに深そうです。彼がレディーファーストとばかりに、彼女にどうぞお先にと優しく促します。彼女はここぞと男を立てて、いえいえ、殿方からお先にどうぞと一歩下がります。
誰もが自分をいちばん愛しているのです。誰もが相手に犠牲になってもらいたいのです。誰も自分を犠牲にしてまで相手に尽くそうなどとは思いません。究極的には、あなたはあなた自身を誰よりも愛しているということです。
ところが、いつかあなたはその何よりも大...
2016年10月4日火曜日
愛の神秘

人が恋に落ちるとき。
その姿をふと目にした瞬間、あなたは恋に落ちます。
恋に落ちたら、その声を聴きたくなります。
その声を聴いたら、その人の匂いを確かめたくなります。
そしてその次に、その人を味わいたくなります。
そして、その人に触れたくなります。
五感が満足したら、心をひとつにしたくなります。
そして次に、感情を共有したくなります。
どんな時にも、どんなレベルにおいても、衝突が起こることを望みません。
心と感情をひとつにすることはなま易しいことではないので、あなたは気を付けたり、気を使ったり、様々な努力をします。ところが、体も心も感情も全部差し出したのに、どうしてもまだ距離感が埋...
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